速読は不可能?

今までにも、いくつかの速読法の本を読んできました。

フォトリーディングといった本を写真で撮るように読む方法や、目を早く動かして、数行を一気に読んでいく方法などいろんな本がありましたが、正直全然できなかった。

ただ、すでにある程度知識があって、ほとんど読まなくても理解できるような本ならば、それらのような読み方もできなくはなかった。けれど、事前知識がほとんどない状態の本では、全く持って通用しなかった。

そもそも、本を読もうと思うことの多くは、新しい知識や今まで違う見解を得たいと思って読むことが多いのだから、後者のような本を読む機会のほうが圧倒的に多い。

となると、速読というのは、不可能なのではないかと思っていました。


本書、魔法の読書法で説明するには、速読は不可能だと言っています。

その理由もズバリ説明されています。しかも、その理由がとても腑に落ちる。

「やっぱりそうなのか」と思ったわけですが。

読みたい本はたくさんある。もっと早く読めればという気持ちもある。

そこに一つの糸口が見つかったというのが、本書の印象です。


本をたくさん読むには、「一冊を真面目に全部読まなければいい。」という答え。

よく考えてみれば、一冊まるごと読んだって、実際に覚えていることは、その中のほんの一握りしかないものです。

だったら最初から、その一握りの部分を切り取るように読めばいい。

オーディションリーディング。その本が全部通読するような運命の一冊なのか否か、切り取るように読んだっていいじゃないか。


本を読めるようになるためには?

どうも私たちは、本を手にすると、最初から最後まですべて通して読まなければいけない気になってしまう。

教科書を一字一句読むという学校教育によるものなのか、それとも真面目過ぎる性格からなのか?


本を読むのが苦手という人がいる。

でも、スマホでニュースやネット上にある記事を読むのは苦手じゃないこともある。

同じ文章を読むという行為なのに、なぜ苦手と苦手じゃないに別れるのだろうか?

結局、「本を読む=本を最初から最後まで読む」と考えているからなのかもしれない。

本をパラパラめくって、気になったところだけ、しっかり読む。

そういう使い方をすれば、本を読むのもスマホでネット上の記事を読むのも似たようなものなのかもしれない。

むしろ、この本の筆者曰く、本という現物をページをめくりながら読むという体験を通すことで、よりしっかり読むという効果が高まると説明していました。

それも、実体験でもわかるはなしです。

本を読むとなれば、ある程度集中することにもなるし、スマホのように流されるように読むのではなく、本を読む時間として意識的に時間を作ったりすることもあるので、読むという行為に対する効果は、雲泥の差となるような気がしています。


本を読む意味、効果、活かし方

この本、『魔法の読書法』では、本を読むことの意味や効果、そして活かし方について、網羅的に書かれています。

読書をしたいと思っている人、読書が苦手と思っている人、読書をしてもその効果が感じられないと思っている人におすすめの本だと感じました。


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