お金のいろは(あせっとびるだーず)

投資やお金について学ぶマネースクールを運営する独立系のFP、および投資会社”㈱あせっとびるだーず”による投資とお金にまつわる話。
投資のマネースクール『お金のいろは Money School』では、堅実な資産運用と投資を実行するための知識とノウハウが学べます。
投資は、遠いと思われるぐらいコツコツと積み上げることが、実は最短の道のりになっていると考えています。

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これこそまさに、投資に必要な力!『やり抜く力 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける(アンジェラ・ダックワース )』

これこそまさに投資に必要な力じゃないかと!投資や資産運用をしていて、最後までやり切ることができないでやめてしまい、「うまくいかない」と嘆いている人をたくさん見かけます。ですが、投資や資産運用に関しては「やり抜く」事ができなければ決してうまくいかないものです。資産運用をするにあたって、絶対に必要な力。それが『やり抜く力』です。この『やり抜く力』というのは、一部の人だけが持っているものなのだろうか?投資だけに限らず、プロのスポーツ選手や成績優秀のエリート、難しい試験に合格した人などなど、大変な偉業や実績を残してきた人たちが持っている力という印象もあります。努力をする才能という事でしょうか?つまり、『やり抜く力』という努力の言葉なのに、実は才能の話でもある。そう思っていませんか?ですが、安心してください?この本では、この『やり抜く力』は鍛えられると教えてくれています。投資に関して『やる抜く力』が絶対に必要だと考えるのは?投資や資産運用をしていると必ずぶつかる壁があります。それは、①絶対に思うようにはいかない。②成果が出るまでにとにかく時間がかかる。③人に任せると利益を奪われることになるため、自分で学び、勉強する必要がある。という事です。まず、マーケットに対峙していて、すべてが思い通りに動くなんてこと、決してありません。少なとも私の周りでは、そんなこと全然起こっていません。投資したすべてがうまいくなんてことは決してありません。失敗8:成功2ぐらいだと思っても間違いないです。つまり、やることなすこと失敗ばっかりです。うまくいかな過ぎてイライラします。しかも、なぜ上手くいかないのかも、うまく説明できません。とにかくトライアンドエラーの繰り返しです。これでは、根負けして続けられなくなるのも当然です。だから『やり抜く力』が必要になってくるわけです。「続けていれば、かならず成果に結びつく!」と考えるポジティブさが大切なわけです。そして、成果が出るまでに時間がかかるというのも問題です。投資をしていて、報われたと思うのは、おそらく投資を始めてから10年後でしょう。今の株式投資でうまくいったと考えている人たちも、約10年前に起こった、リーマンショックの前から投資と向き合ってきた人が大多数でしょう。つまり、10年という長い期間、「うまくいかないなぁ~」「損ばかりしている気がする」といった感覚と付き合ってくことになります。これではあきらめてしまう気持ちもわからなくはありません。投資というのは、確率や統計で考えるべきことが多い世界です。投資で失敗が多いのは、投資という世界が確率的に失敗するようにできているからです。長い時間をかけてやっと成果が出るというのは、トライアンドエラーを多数繰り返しているうちに、徐々に平均的なリターンに辿りつくのに、10年という期間が必要だと考えるからです。そして最後に、自分で学び勉強する必要があるという事ですが、投資など金融商品の中で必ず勝てる人、それは金融機関やアドバイザーと言われるような人たちです。つまり、私たちが相談したり、頼ったりする人たちが、「確実に」投資の世界で勝者となれる人たちなのです。おかしな話ですが、考えてみれば当然です。投資をする人は、勝てるか負けるかわからない不確実な勝負をさせられるわけですが、それを販売する人は、たとえその投資家が勝とうが負けようが、販売したことでリターンを手にします。投資家がお金を動かすたびに、チャリンチャリンとお金が入ってくる人たち。それが金融機関であり、投資アドバイザーと呼ばれる人たちになっています。彼らに支払ったお金は、本来投資家の取り分だったお金です。そう考えれば、投資の世界でより確実にリターンをあげるためには、その取り分を逃すわけにはいきません。だから、自分で学び、勉強するという事が必要になってくるわけです。『やり抜く力』の鍛え方?やり抜く力が大切なのはわかりました。でもどうやって身につけたらいいのか?が重要ですよね。実際、「『やり抜く力』が大切だ。それはわかった。」「これから投資をする上で、絶対にへこたれず、あきらめず、やり抜いてやる。」と思えば、やり抜くことができるのか?と言われると、そんな単純なものではないよねという事が、なんとなくわかると思います。本書で説明している方法として。『第一に、「やり抜く力」は伸ばせるということ。それにはふたつの方法がある。 ひとつは、「やり抜く力」を自分自身で「内側から伸ばす」方法。具体的には、「興味を掘り下げる」「自分のスキルを上回る目標を設定してはそれをクリアする練習を習慣化する」「自分の取り組んでいることが、自分よりも大きな目的とつながっていることを意識する」「絶望的な状況でも希望を持つことを学ぶ」などの方法がある。 もうひとつは、「外側から伸ばす」方法だ。親、コーチ、教師、上司、メンター、友人など、周りの人びとが、個人の「やり抜く力」を伸ばすために重要な役割を果たす。』と説明していますが、これは簡単な話ではないなと。言っていることはわかるし、シンプルな話かもしれない。でも実践するとなると簡単は話ではなさそうだなと思いました。この結論に至るまでの考え方などの過程については、実際に本を読んで学んでみて欲しいと思いますが。個人的な感覚で得た回答としては。「興味を持って、とことん追求する、好奇心と。苦労して達成することに楽しさを感じられるようになろう。」という事なのかなと感じました。深い興味を持つことで、周りからはおかしいと思われるような努力も苦にならなくなるものです。投資に関して深い興味を持っている私は、数百万円単位の失敗をやらかしても、それほど落ち込むこともなく、「次に行こう!」と楽観的になれています。また、マラソン大会に参加して、地道にコツコツ走って練習することは大変だけど、大会で走り終わってタイムを見ると。頑張ったなと実感するものです。それがうれしい感覚なのかどうなのかはわかりませんが、楽しいと思っていることは間違いなさそうです。こういう感覚を積み重ねていくことが、『やり抜く力』の鍛え方なのだろうなと思った次第です。『やる抜く力』を応援したい。ファイナンシャル・プランナーとして投資や資産運用のアドバイスをするにあたって、前々からなんとなく思っていたことでした。『あきらめず、成果が出るまで、とことん応援したい』「投資で確実に成功する方法なんて正直ありません。」少なくとも、私には見つかっていません。そんな方法がわかっていたら、私は既に国内トップクラスの富裕層です。その方法をほかの人まで使うようになってくると、その方法ではだんだん利益がでなくなっていくという自然の原理もよく理解していますから、そんないい情報を人に教えようだなんて思わない事でしょう。ただ、投資に絶対成功する方法はないにしても、「絶対にやってはいけないことはある。」と考えています。だから、やってはいけないことを避けられるようにアドバイスしつつ、後は、時と運で、少しずつ結果が出ていくまでを支援することができたらと考えていました。つまりは、まさに『やり抜く力』がFPとしての重要項目だったわけです。『やり抜く力』、奥が深く興味のある題材です。

お金の悩みから解消?『図解 「ザ・マネーゲーム」から脱出する法(ロバート・シャインフェルド)』

お金の悩みってありますか?当然ありますよね。お金についてあれこれ思わない方が変なぐらいです。経済自由人といえば、そのお金の悩みから解放された人たちという印象があります。しかし、たくさんのお金を持っている資産家ならば、お金の悩みがないものなのか?周りからうらやましいと思われるほど稼いでいる事業家だったら、お金の悩みを持つこともないのか?というとそうでもないようです。例えば、資産家は、今持っているお金が無くなってしまうかもしれないという不安を持ち、高収入の事業者は、いつ収入が減ることになるかわからないという不安を持っていたりするものです。つまり、どんな人でもお金というものに対して不安や悩みを抱えているというわけですね。この本でいうところのお金の悩みというのは、そういう次元のものではありませんでした。どちらかというと、たとえ収入が少なくても、お金のことをいちいち考えて生活や仕事をしていない人といった感じです。『経済自由人=お金持ち』というのとはちょっと違うのかな?って感じです。人は、お金というものに振り回される『マネーゲーム』に参加している。お金がないと生活ができない。生きていくために稼がなければ。お金のために働かなくては。お金の貯えを減らさないように節約しなければ。といった感じで、お金のために生きて、お金に振り回される人生を送る。そういう永遠に終わることのないゲームに参加しているというのです。言われてみれば、その通りです。よくよく考えれば、世の中のほとんどのことが『お金』というものを中心に回っています。私たちが考えていることの中心には、だいたいお金があります。そして夫婦喧嘩の原因も、だいたい子供のことと、お金のことが原因だといわれています。歴史的事件や革命なんて言われていることも、経済的問題から事件に発展していることがほとんどです。人の歴史は『お金』によってあらかた説明がついてしまう。『お金』『お金』『お金』私たちの周りには『お金』のことばかり。そんな『マネーゲーム』から脱出しようというのがこの本の趣旨です。そこには、お金持ちになるとかならないとかは関係ないのでしょう。『マネーゲーム』というお金に束縛された精神的なところから脱出しなければいけないという話です。つまりは、この本の内容は非常に抽象的で分かりにくかった。幸いなことにとても薄い本なので、だいたい2,3時間で一通り読み終わるので、2度3度読み返して理解していくしかないのかもしれません。結局のところ、個人的な感覚としては、『楽しもう』ってことなんじゃないかと感じました。お金の為とかではなく、心から楽しいと思うことにチャレンジしていこうということなのかなと。でも、これって頭で考えるよりもはるかに難しいことですよね。しかし、本当に『マネーゲーム』から脱出できたときのことを想像したら、これほどいいことはないですよね。そして、そういう状態になると、呼吸をするようにお金が入ったり出たりするそうです。私たちが『マネーゲーム』にどれほど巻き込まれているか、まずはそこを認識するという意味でもこの本を手に取ってみるのもいいのかもしれません。

人生100年、いつまでも楽しく。『お金の整理学(外山 滋比古)』

「いつまでも楽しく!」老後は、年金収入で生活するとか、社会保障で何とかしてもらおうなんて後ろ向きな感じではなく、むしろリスクをとって積極的に楽しい人生を送ろう!「思考の整理学」という有名な本を書いた、この本の著者の人生を楽しんでいる感がにじみ出ているなと、この本を読んでいてすごく感じました。特にリスクへの考え方が納得です。リスクというと避けたいもの。リスクはない方がいい。という考え方が一般的でしょう。私個人も株式投資などをしながらも、リスクは避けるべきだとか考えていたところがありましたが。『人間らしい生き方をするために、リスクを伴う選択は必要だ。定年退職したら、あとは安全運転で過ごす―そんな思考では、長い人生は面白くならない。』と言っています。よくよく考えるとその通りでした。株式投資がこんなにも面白くて、魅力的なのは、株式投資に『リスク』があるからなのだということに改めて気づきました。人生のリスクとの向き合い方を考える。要は、日本人が今まで生きてきた社会環境がリスクとはほど遠くなってしまっていたがために、リスクの取り方を学んでこなかったということが問題なのだと思いました。ちょっと前までは、「いい大学出て、いい企業に就職して、老後は退職金と年金で悠々自適」なんて考えられていたようですが、まさにこれがリスクからほど遠くなってしまう考え方だったのでしょうね。今は、そんなレールに乗るような人生はなかなかないかもしれません。突然のようにリスクをとっていかないといけない世の中になってきてしまいました。しかし、今までリスクと向き合ってこなかったことで、リスクの取り方がわからなくなり、気づかぬうちに過大なリスクをとってしまい再起不能の失敗をしたり、一家離散になったりといった最悪のケースを想像してしまい、積極的にリスクが取れなくなってアタフタしている。実際、株式投資などにかかわっていると徐々にわかってくることですが、リスクには取り方があります。「小さく賭ける。分散する。」というのが、その基本です。このリスクへの考え方が、株式だけではなく、人生にも応用できるということです。リスクの取り方。本書の中でも触れていますが、定年後にそれまでの経験や人脈を生かし事業を始めるという選択をした場合。何も、大きな店舗を建てて、借金して、社員を何人も抱えてといった感じで大々的に事業を行おうと考える必要はないわけです。定年後は、自分のできる範囲で、コストをかけず、ボランティアをするようなところからスタートし、今までの経験と知恵を使って人様の役に立ち、小遣い程度の収入を得るところから始めてもいいじゃないかということです。まさに「小さく賭ける」です。このリスクの取り方であれば、リスクを必要以上に恐れることはないはずです。また、定年を迎える10年ぐらい前から、徐々に定年後の自分の事業のために、少しづつお金をため、計画を立て、定年後の事業にかかわるいろんなことに挑戦してみる。まさに「リスク分散」の考え方ですね。リスクは取り方を知っていれば、必要以上に恐れるものではない。これは株式投資などを行ってきた中で、無意識のうちに何となく学んでいたことなのでしょうね。だから私も、こうして今まで自分のお金を使って経験し勉強することで培った資産運用のノウハウを提供していこうと、投資家兼ファイナンシャル・プランナー(FP)として独立できたのでしょうね。リスクは避けたいけれど、ないとつまらない。リスクがあるのは嫌だけど、そのリスクを頭を使ってなんとかしようと考えるのが、また面白い。リスクに慣れて、ある程度コントロールができるようになってくると、気持ちに余裕ができて、さらにリスクをとってみたくなる。でもリスクは避けたい。そんな矛盾した行為が、人生を楽しくさせるのかもしれません。そんなことを考えていると、もっと学校や子供たちの社会教育の場で、リスクとは何なのか?リスクとの付き合い方、上手なリスクの取り方といったものを教える必要があるのではないかと考えてしまいます。個人的には株式投資というのは、リスクを学ぶ場として、結構いい線行っているのではないかと感じています。この本の筆者も、95歳現役投資家というぐらいですから、そういう株式投資のメリットというのは感じているのではないのかなと思います。そもそも手厚い社会保障は必要か?本書の最初の方で触れていた話ですが、『手厚すぎないか社会保障』というのがありました。社会保障の問題といえば、「日本の財政問題」が上げられます。日本の手厚い社会保障が日本の財政を圧迫しているという問題です。しかし、「そもそも手厚すぎないか」という視点には、驚かされた感じです。社会保障の中でも、やっぱり目立つのが年金です。老後を年金に頼ろうという人が多いから、こういう問題になるという視点には、批判の声もあるかもしれませんが、ちょっと感心してしましました。そもそも社会保障をここまで手厚くする必要があったのだろうか?と考えると、疑問に感じることもなくもありません。社会人としてスタートしたばかり人間と、定年まで勤め上げた人間の大きな差は何か、仕事をしてきた知識やノウハウはもちろんですが、何よりも人生で稼いだお金、そして貯えとして残っているだろうお金ではないでしょうか?つまり、定年後は今まで稼いできたお金で収入を得るという方法が使えてもおかしくないはずですし、実際はそうやって資金は循環しているのではないかということです。働きながら株式や不動産などの資産を購入し、それが企業の事業資金として使われ、経済の成長を促進し、老後はそうやってコツコツ買ってきた資産からの収入を使って生活する。そして、その使われたお金が社会に循環して、下の世代の収入に移り変わっていく。そういうお金の循環が本来の在り方なのではないかとふと思ってしまいました。あまり言いたいことではありませんが、そういうことを考えてしまうと、日本の制度の在り方や、政府の作ってきた仕組みに、明らかにおかしいところがあるように思えてきてしまうこともなんか残念に思えてきてしまいます。とにかく、私たち一人一人が、社会保障に必要以上に頼ってしまうような考え方から脱却しないといけないのかもしれませんね。